その活動の一環として、今後ますます増えていく女性設備技術者の情報交換・発信の場を設けることにより、活躍の場を広げ、一層社会に貢献していくことを目的に、平成24年11月18日の「建築設備士の日」に、設備女子会長・徳弘洋子氏(徳弘建築設計事務所)、宮坂裕美子氏(日建設計)、中野美和子氏(森村設計)、大山有紀子氏(山下設計)を発起人として、「設備女子会」を発足しました。
■勉強会、交流会などを通したネットワークづくりにより業界全体の活性化を目指します
「設備女子会」では、建築設備業界で働く女性技術者同士の親睦をはかると共に、今の女性にとって魅力ある、働きやすい環境づくりや社会的評価の向上を目指し、様々な活動を行っていきます。
勉強会や交流会、協会誌、Webサイトなどを通して、女性技術者の生の姿を伝えることで、建築設備技術者を志す女性へのアドバイスや悩める技術者相互の励まし合いを行います。
また、業界全体の活性化につながるよう、男女の区別なくあらゆる立場で認め合い、助け合い、新しい試みに努力する前向きなネットワークを作ります。
■主な活動の内容
- 設計事務所、総合建設業、設備工事会社など建築設備に携わる技術者を中心に全国で700名を超える女性にご入会いただいております。
- 日刊建設通信新聞「設備産業版」に設備女子会会員による「設備女子会からのメッセージ」が好評連載中です。
- 設備女子の働き方に関するアンケート調査結果報告書を取り纏めました。
- 国土交通省が2015年度に創設した「『もっと女性が活躍できる建設業』地域協働推進事業」として建設業での女性の活躍を後押しする地域ネットワーク12件のうちの1つとして選定されました。