建築設備技術者協会は、毎年「建築設備士の日」(建築設備資格者を定める建設省告示(第1526号)の公布日《11月18日》)を記念して、この前後に、本部・支部で記念行事や記念祝賀会を開催しております。
 勤労婦人福祉法が男女雇用機会均等法に改正して以降、男女共同参画が進み、建設関係でも多くの女性技術者が活躍しつつあります。日本の大学や短期大学等では、建築学とは別に家政学部や生活科学部、教育学部の家庭科の課程などで住居学が発展してきた歴史があります。
 2012年11月18日の「建築設備士の日」に建築設備技術者協会に設備女子会が発足します。建設関係では、1983年1月に土木技術者女性の会(2013年11月18日(土木の日)に一般社団法人化)が設立しました。1987年に関東学院大学土木工学科に女子クラスができ、翌88年に同大学で学生が「ドボジョ」と呼び始めたことがきっかけで、この土木系女性技術者の愛称が生まれたとされております。2010年以降、「リケジョ」(理系女子)や「けんせつ小町」「じゅうたく小町」などに派生します。
 昨年度は、設備女子会が発足して10年目の節目の年で、東北支部設備女子会の新たな幕開けの年と位置づけました。建築・設備と関連業界での女性の活躍のために、女性同士のネットワークの樹立と設備女子会のプラットフォームとしての役割を目標に据え講演会を行いました。また、学生の進路選択の参考になることも期待もあります。昨年、開催した「建築・設備と関連業界での女性活躍を目指して」では、建築・設備に関わる女性6名の講師による講演を致しました。昨年の講演会のディスカッションで、俯瞰的な立場から話しも聞いてみたいという要望がありました。今年度、講演者の関係者によるパネルディスカッションも行います。
 学生・社会人、性別を問わず多くの方々参加していただくよう、お願い申し上げます。

【主催】一般社団法人建築設備技術者協会 東北支部
【日時】2023年12月25日(月)13:00~17:20
【会場】会場参加:宮城県管工事会館9階 大会議室(宮城県仙台市青葉区本町3-5-22)
     オンライン参加:Web配信(Zoom) 
【定員】対面45名 + リモート100名
【CPD】申請予定
【参加費】学生(男女共):無料、女性:無料、男性:2,000円
【申込方法】受講ご希望の方は申込書に記入の上、E-mailまたはFAXで下記事務局までお申込み下さい。
【申込締切】11月23日(木)正午 定員に達した場合は順次締め切ります。
【申込先】2023年建築設備士の日記念行事係(建築設備技術者協会東北支部事務局) 
      TEL:022-224-7091 FAX :022-797-2486 E-mail:jabmee@tohoku-shibu.org
      ※お問合せにつきましても、上記メールアドレスまでお願いいたします。
【詳細】こちらよりご確認ください。